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介護福祉士のケアマネ受験資格の判定法!7つの疑問を一気に解説

介護福祉士を取っていてその後ケアマネも取得したいというときに問題となるのがケアマネの受験資格となります。

 

ケアマネの受験資格は多少ややこしいので、しっかりと自分はいつ受験資格を満たすのかについて把握していくようにしましょう。

 

ケアマネの受験資格を満たす方法は3つ

 

ケアマネの受験資格を満たす方法は3つあります。

 

国家資格(法定資格)を持ち、実務経験5年以上

 

相談援助業務に従事し実務経験5年以上

 

介護等業務に従事し 実務経験5年以上または10年以上

 

の3つです。

 

介護福祉士からケアマネを目指すときには1つめの受験資格からというような場合が多いと思いますが、さらに細かく受験資格を満たす条件についてみていきましょう。

 

ケアマネの受験資格の国家資格に介護福祉士を含むのか?

 

1つめの受験資格の条件に国家資格(法定資格)とありますが、これに介護福祉士を含めるのかということですが、これは問題ありません。

 

つまり介護福祉士を持ち、あとは実務経験が5年あれば良いということになります。

 

ケアマネの受験資格の5年の具体的内容とは?

 

5年というのは具体的にいえば900日の実務経験が必要ということです。

 

900日の根拠というのは

 

月15日の勤務 × 5年(60ヶ月) = 900日

 

という意味で、およそ月半分程度の勤務を5年というような計算式で算出されてきます。

 

通算なので複数の施設の合計でこの900日をクリアしても構いません。

 

この900日用件を今年の10月時点で満たしていればケアマネの受験資格を満たすというように解釈されます。

 

ケアマネの受験資格では介護福祉士の実務経験は使えるのか?

 

介護福祉士の人の場合には下のようなパターンや疑問も多いと思いますので、念のため解説をします。

 

実務経験3年

 

この時点で介護福祉士を取得

 

その後にケアマネ資格を目指す

 

実務経験3年という時間について介護福祉士のときにすでに使用しています。

 

そのためケアマネをあらためて目指すというときにこのすでに介護福祉士で使った3年は使えないのではないかというように考えている人もいるかもしれませんが、結論からいいますとケアマネを目指すときにすでに3年の実務経験を持っているというように解釈されます。

 

つまり残り2年の実務経験を経ればケアマネ資格の受験資格を満たすことになるということです。

介護系の事務職の経験年数はケアマネの受験資格にカウントできる?

 

ケアマネを目指そうというような人は事業所のほうから事務職への異動の打診などもあるかもしれません。

 

しかしここで注意したいのは介護施設などでも事務職の勤務歴はケアマネの実務経験にカウントされないということです。

 

あくまでも介護職が実務経験の前提となっているので確認しておいてください。

 

介護福祉士取得見込みの勤務年数もケアマネの実務経験に含まれる?

 

介護福祉士でもアルバイトや、介護福祉士見込みとしても勤務期間があるケースもあります。
結論からいいますとこのような期間もケアマネの実務経験の年数にカウントできます。

 

知的障害者入所更生施設での勤務もケアマネの実務経験にカウントされる?

 

知的障害者入所更生施設での勤務は実務経験になるのかどうかということでよく質問を受けるのですが、結論からいいますと実務経験にカウントされます。

 

上に紹介しました1つめの条件でなく、2つめの条件の相談援助業務に該当するために受験資格に考慮されるということになります。

 

しかしこの相談援助業務で5年というのが条件となるので、5年知的障害者入所更生施設での勤務があるかどうかは問題となってくるということになります。

 

過去に勤務した施設に実務経験の証明をしてもらおう

 

これからケアマネを目指すというときに上のように実務経験の証明などを行わないといけません。
しかし施設を何度か退職、転職しているとすでに退職した施設から勤務年数の証明をしてもらうことも必要となってきます。

 

変な退職をしているとこの証明をしてくれなかったり、わざと遅らされたりすることもあります。

 

心あたりのある人は早めに実務経験の証明を求めるようにしてください。

 

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